第3章 勤務評定
1 目的
勤務評定書(Staff Confidential Report Form)に基づき、職員の勤務評定を行い、その結果を職員の昇進、配置、研修に活用し、また、職員が不断に自己の勤務成績を改善できるようにフィードバックの機会を与える。 2 評定者、被評定者
勤務評定は直属の上司が行う。また、事務次官を含め、すべての恒久職員が勤務評定の対象になる。従って、大臣が事務次官の評定を行うことになる。 3 評定項目
評定は被評定者の勤務実績に係る部分と潜在能力に係る部分とに分かれ、それぞれの評定項目は以下のとおり。 (1)勤務実績に係る評定項目 ・仕事の質 ・仕事の量 ・チームワーク ・誠実・清廉 (2)潜在能力に係る評定項目 ・鳥瞰判断能力(Helicopter Quality。細部に十分留意しながら、高所から問題点を把握する能力) ・人格。具体的には、以下の項目。 :知性 :物事を改善し、よりよい結果を出すという姿勢 :リーダーシップ 4 評定段階
各評定項目について、5段階評価を行う。 5 評定結果の被評定者への開示
勤務実績についてはその評定結果を被評定者に開示し、評定者と被評定者は話し合いを
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